松本勝次(まつもとかつじ)

  <勝手に代表作>

  3部ゲゲゲの鬼太郎(作画監督)
  天空戦記シュラト(作画監督)
  キャプテン翼 /翼J(作画監督)
  きこちゃんすまいる(作画監督)
  きんぎょ注意報!(作画監督)
  美少女戦士セーラームーン(作画監督)

              その他多数/とにかく美形系


■3部ゲゲゲの鬼太郎/担当話表

#31 オベベ沼の妖怪
#37 妖怪おどろおどろ
#44 あの世からの使者・死神
#53 皿屋敷の妖怪モウリョウ
#60 巨人妖怪ダイダラボッチ
#70 鏡地獄!妖怪うんがい鏡
#83 雨神ユムチャック伝説

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#60「巨人妖怪ダイダラボッチ」より模写(左図)
#44「あの世からの使者・死神」より模写(右図)
「ンもうボク入らないよう」と偽母にお腹一杯ぶりをアピール!


(右図)#53「皿屋敷の妖怪モウリョう」より模写
ショタっ子正太涙のお願い攻撃!これには鬼太郎も完全KOでした
(左図)#60「巨人妖怪ダイダラボッチ」より模写
この回で一番気合いの入っていた作画がスケバン刑事!コラ勝次ー!

#70「鏡地獄!妖怪うんがい鏡」より模写 
美少女クモコの胸おしつけ☆お願い攻撃には鬼太郎だって勝てません

<勝次鬼太郎(とにかく俺は美しいものが好きなんだ)>

鬼太郎作監には単発参加も含めて「松本」姓が3名
おられるので(松本朋之/松本勝次/松本清)ここでは
愛着を込めて「勝次」と表記させていただきます。



常に押し黙った不機嫌な印象を与える「血色の悪い鬼太郎」、
これが勝次鬼太郎の特徴といえます。肝臓が悪いと云われて
はや19年目の鬼太郎です。しかしそれとは別に、もう一つの
強烈な、逆説的とも言える特徴をこの作監は持っているのです。

それは、鬼太郎に対する「無個性」とでも云うべき特徴のなさ

ひいては、「鬼太郎」以外の、特に人間の美形キャラに対する
思い入れ----主役の鼻ペチャ顔よりも脇役に美を注ぐ、脇役を
美形で固める、とにかく脇役には必要以上に美形を選ぶ------

その徹底ぶりは見事と云う他なく、しかも回を追うごとに
確実にエスカレートしております。美形の立ち入る隙はないと
思われたムサい「ダイダラボッチ」の回ですら、張り切って
スケバン刑事のナンノにセル枚数を使うなど、美に対する勝次の
こだわりは相当なものと思われるのです。

美少年・美少女・美女・美男とおよそ「鬼太郎」とは縁遠い
これらの美形キャラを描くことだけは譲らなかった、この
作監の担当話数を見ていると、鬼太郎が完全に美の引き立て役に
なっていることに気がつきます。主役よりも脇役、そんな徹底ぶり
も、美をこよなく愛する勝次ならではの見事な「特徴」なのです。


#70「鏡地獄!妖怪うんがい鏡」より模写
「・・・鏡じじいさんは、ちょっと
エッチ
ロリコンだけど・・・」こんな台詞も勝次の
美少女ユメコ嬢にはぴったりなのです

そんな勝次作監の集大成でもある
#83「雨神ユムチャック伝説」は必見です。

美少女アルメラ・美女カルメン・美男の
考古学者/内田にフルチン雨降り小僧、
そして沢山のヌード美女たち・・・正に
勝次のユートピアの具現化といえます。

また、鬼太郎作監の中で唯一、あえて
ねこ娘を描かなかった作監でもあります。

お陰で勝次の描くゲゲゲファミリーとは
砂かけ・子泣き・ねずみ男と、華のない
枯れた所帯が基盤であり、たまに参加する
味方キャラが「ひょうすべ」だったりする
何ともマニアな軍団になっていたのでした。


なんですかこの勝次先生の妄想の果ての様な世界は

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