<勝手に代表作> 3部ゲゲゲの鬼太郎(作画監督) |
【関連リンク】 ■「稲野義信とは」 「稲野義信を味わおう!」 ■アニメーター偉人録 第5回【稲野義信さん】まとめ(いとう的視点) |
#38 タタリだ〜!?妖怪土ころび <補足> #7 子連れ妖怪磯女 映画 「妖怪大戦争」 |
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#67「密林の大海獣」より模写 こんな表情メカラウロコ |
評価まっぷたつのいなのん先生です。スゴいお方です。 評価がまっぷたつに割れるのは 「レイアウトとってラフ画」風(=故に線が「生きている」) そんな作画が一因ではないでしょうか。サラーリと描いてます。 上手いからこそ出来る技です・・強烈な個性を持った天性派なのです。 独特の動きと滑らかな線-----いなのん先生は「鬼太郎」を「描く」 ことよりも「動かす」ことの方に重点を置いた感が無きにしもあらず。 「鬼太郎をカッコ良く描く」 そんな考えとは無縁のベクトルの先に立っていた、大衆の下す評価には 目もくれないマニーアな香りが、この特異な作監には感じられます。 結果、彼の描き出した「鬼太郎」が類を見ない個性と存在感を放っていた のは、彼の担当した話数をどれか1話でも見れば一目瞭然なのです。 |
#82「妖怪串刺し入道」より模写 戸板にはりつけマニアックつーか光り過ぎ この回は狂ってるほどに針が光ります |
類を見ない程の強烈な表情を見せてくれます。 「大衆のヒーロー」3代目の闇の部分をあぶり 出すかの様な独特の作画は、陰と陽なら陰、 表と裏なら裏、メジャーとマイナーなら後者 そんな、どこまでもマニアックな独自路線を 飄々と突き進んで行くのであります。 |
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