連載当時に発行されたマガジンKCコミックス全65巻のイカれた見所チェッカーです
番外編2巻はタイトルのみ左フレームに 平成版は入れてません
現在講談社文庫で発売中のものは連載順序がバラバラなので、少しでも購読の助けになれば…
と、殊勝なことを云いつつも、自分仕様データなので見方がまるっと不健全ですごめんなさい
原作があまりにもどうかしている素晴らしさの為どんどんアヤしいコメントの羅列になってしまいました

独断と偏見の「釣りキチ三平相関図(ちんこ特化)

模写して語ってみた「釣りキチ三平作画比較」
初期)(中期)(後期)(平成版)も併せてどうぞ

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第1章 水のプリンセス〜 】 【第10章 有明海のムツゴロウ〜】 【第15章 ニンフの誘惑】 【最終章 釣りキチ同盟


■第1章 水のプリンセス
(マガジンKC1巻)

鮎釣り大会の優勝者三平三平(みひらさんぺい)に、おっさん3人衆がイチャモンつけて鮎釣り勝負する話

◎釣りの種類 /鮎釣り
◎場所    /ぷりぷり県Y川
◎主な登場人物/三平、一平爺さん、ユリッペ、ユリッペのおど(父)高山安蔵、あば(母)タカさん、鮎釣りおっさん3人衆

・三平の服装は首にスカーフ、半袖シャツ、麦ワラにジーパンと上半身がまだ確定してない感じですか
・三平が全裸に→川で美しく泳ぎまくるシーンが7頁にもわたってえんえんと
・ユリッペは三平の2才年上 年上の幼馴染み設定おいしいですね
・それにしても絵が劇画過ぎて三平がおっさんに見えて仕方ないんですが
・おお!劇画おっさん三平がもう既に「おらの家さあそびにこ」とおっさん3人衆を上目遣いで誘う魔性ぶりを発揮しています


■第2章 カルデラの青鮒
(マガジンKC2巻)

貝沼の主・青鮒を釣りに行った先で金持ちボンボン石崎努と仲直りしたり裸でイチャイチャしたりする話

◎釣りの種類 /鮒釣り
◎場所    /ぷりぷり県M町から20キロの貝沼
◎主な登場人物/三平、一平爺さん、ユリッペ、石崎努、ボート屋のおやじ

・三平全裸シーンきました!温泉で全裸の尻突き出しポーズは危険すぎますよ
・全裸ユリッペきました!何と云う積極的全裸アプローチ…ナウなヤング風に云うと肉食系女子ですか?もう古いですか?
・全裸石崎努きました!なんですかこのマンガ裸の少年少女おっさんが10頁以上も濡れ濡れで絡み合うってどういう事ですか
・「ユリッペのボヨヨ〜ン」伝説の三平おっぱいタッチ!!ユリッペの色気が半端なくてこっちまで前屈みになりますね
・それにしても石崎努に抱きついてチンコをくっつける三平と、それを受ける石崎努というのは異常ですよ
・「フフフ三平。かわいいドジョウよ」と更に三平のチンコをドジョウに例えて御満悦な石崎努は再度云いますが異常ですからね
・そして見所は全裸だけじゃない!三平がパンツ一丁の水中シーンが10頁以上にもわたってえんえんと!


■第3章 夜泣谷の怪物
(マガジンKC3巻)

キチガイにしか見えない炭焼き銀次と三平がキスしたり抱きついたり左膳岩魚を釣ったりする話 あとダム反対

◎釣りの種類 /岩魚釣り
◎場所    /ぷりぷり県夜泣き谷(三平宅からバス→Y町→バス→峠のふもと下車→徒歩6キロ)
◎主な登場人物/三平、一平爺さん、炭焼きの銀次、猿のサンペイ、銀一&明子

・三平の服装が赤タートルに半袖シャツと現在のスタイルに固定 見開きトビラ絵ではベルトしてるんですね
・左膳岩魚のことを考えるあまり白痴の様になって座り続ける三平の姿がまさにマジキチ
・スポ根★遠くの湯のみにポイント打ち合宿キました
・夜の小屋で2人で猿酒を飲みあい「おじさん好きだよーっ」と銀次に飛びついてキスする三平 恐ろしい子…!
・夜泣き谷で三平に抱きついてキスする銀次に「イテテッお、おじさんヒゲがいてえじゃねえか」と三平の台詞がリアルガチホモ
・それにしても銀次のガチなゲイっぷりとキチっぷりはその筋の方から熱い支持を得ているものとわたくし確信しております


■第4章 三日月湖の野鯉
(マガジンKC4巻〜5巻)

鮎川魚紳と愛子の初登場 魚紳さんの「空き缶に煙草の吸い殻をいれて土に埋めるマナー」について物議をかもす話

◎釣りの種類 /野鯉釣り
◎場所    /ぷりぷり県O川三日月湖(国鉄T駅より徒歩25分)
◎主な登場人物/三平、一平爺さん、ユリッペ、ユリッペのおど、鮎川魚紳、愛子


・ギャー!!魚紳さんの初期設定がとにかくおっさん過ぎて三平まで「おじさん」連呼するくらいのすごい破壊力です
・メモ:三平の好物は目玉焼き
・ユリッペの三平に対する殴る蹴るの暴行が凄まじすぎて問題になるレベルです
・三平がパンツ一丁で湖を泳ぐシーンが10頁以上もえんえんと
・湖からあがって着替える魚紳さんの胸に光るネックレスと胸毛…?えっと…胸毛ですか?
・「フフフこいつめ…」と、上半身裸の魚紳さんにお姫さまだっこされる三平…少年誌よりはBL誌でよく見る構図ですが
・愛子ねえちゃんの膝枕で寝る三平かわいいかわいいオネショタ最高最高


◎5巻 特別読み切り版
「幻の大岩魚アカブチ」収録(「釣りバカたち」よりの再録作品)


■第5章 毛バリの神サマ
(マガジンKC6巻〜7巻)

毛バリの神様と云われる毛バリ山人に毛バリの作り方を教わりに行った三平がやっぱり山人に異常なまでに気に入られる話

◎釣りの種類 /ヤマメの毛バリ釣り
◎場所    /ぷりぷり県の山奥
◎主な登場人物/三平、一平爺さん、毛バリ山人、房子、真吾

・「のぞかれるのは慣れてる」という山人が、三平に「わたしはきみのその目がたまらなく好きだ」と心の中で告白したり
 秘密の巨大地下室で三平と真吾に自分の釣りするビデオを延々見せたりするあたり、完全なる露出視姦フェチです
・三平が自分を見ているか確認してはニコッ確認してはニコッと、ちょっと山人の変態が過ぎます
・ついには「わたしはあの目を見るたびに三平くんがたまらなく好きになってしまう…」とか声に出して云い始めました
・見たり見られたりする事に異常な執着を見せる山人の秘技が「見られずに見る」石化けというあたりがもう最後まで変態


◎6巻 特別読み切り版
「ペンペン釣りとポカン釣り」収録

三角川原でヤバい目つきで竿を振る肇少年&犬のゴンベの為に号泣する可哀想で可愛い三平の話

◎7巻 特別読み切り版
「石化け」収録

猿にしか見えない元マタギの釣り辰がアカボシと呼ばれるイワナ釣り勝負をしながら三平に石化けの秘技を見せる話


■第6章 O池の滝太郎
(マガジンKC8巻〜9巻)

O池の珍魚・滝太郎を釣りに行って再会した三平と魚紳さんがやたらと「われめ」連呼するため読んでるとコーフンしてくる話

◎釣りの種類 /ルアー釣り
◎場所    /ぷりぷり県近辺のO池
◎主な登場人物/三平、一平爺さん、ユリッペ、鮎川魚紳、白川由美、木地師の滝太郎

・三平の服装が腰ベルトに足下はレッグウォーマーにスニーカー!新鮮!
・魚紳さん初登場時と同じくウイスキーをラッパ飲みで「ウィ〜ッ」てまるでもうガチおっさん…
・ユリッペが何を血迷ったかパンツ一丁に!ビーチクが!膨らみかけた可憐な少女の貴重なビーチク!!!
・丸木船の名前『三平丸』を「わしがゆうべ寝ずに考えたもんじゃがな…」とか赤面してコクる木地師の滝太郎 寝ろよ
・「おれは大学時代にボート部にいたことがある」「カヌーをこいだことがある」魚紳さんの華麗な経歴自慢キました!
「こんな湖や沼にすっぱだかでもぐるのはきけんだ!」との魚紳さんの言葉通り三平パンツ一丁シーンが20頁以上続く
・乳首に脇の下、足の裏などしなやかな肢体を存分に様々な角度から見せつけて泳ぐ三平の描写がエロ過ぎてけしからんですよ


■第7章 磯の王者
(マガジンKC10巻〜11巻)

魚紳さんが貝泥棒ヤング3人衆の青いケツをひっぱたく事に異常に執着する話

◎釣りの種類 /磯釣り(イシダイ釣り)
◎場所    /関東近辺の岩海?
◎主な登場人物/三平、鮎川魚紳、網元のおやっさん、貝泥棒ヤング3人衆、魚紳の父&母

・生まれてはじめて海を見る三平の挙動の愛らしさに魚紳さん同様微笑みをかくせません
・三平がまたスニーカーを履いている!初期の三平は遠出する時は最初はスニーカー基本なんですか
・網元「魚紳…おめえ恋人ちゅうのはこの子けえ」魚紳「フフフそうさ だからそそうのねえように頼むぜ」魚紳変態カミングアウト!
・ヤング3人衆との決闘で魚紳さんが片目だという事やウルトラCが出来る事やフェンシングはオリンピッククラスな事が判明しました
・魚紳さんの衝撃の過去が明らかに!鮎川財閥の御曹子・次男坊設定!更に弁護士の資格も持ってるとかもう経歴インフレ状態です
・魚紳さんにつられて三平の過去まで明らかに!お母さんと死に別れお父さんは行方不明設定キました!
・夜の海で一人寂しさになく三平を木の陰から見つめる魚紳さんが「三平くーん!ここにいたのかーっ」と内股で走り寄るシーンがアブな過ぎます


◎10巻 特別読み切り版
「三ツ又池のギャング」収録

カミナリが鳴るとあらわれるという三ツ又池のライギョを生け捕りにすることになった話 

◎11巻 特別読み切り版
「ゴロ引きゴンベ」収録

東京から来た美人に鮎の友釣りを見せていた三平がゴロ引きゴンベの秘密を知って号泣しながら漁をする姿が可愛すぎる話


■第8章 シロギスの涙
(マガジンKC12巻〜15巻)

男たちの愛憎渦巻く無名島で十五段先生と魚紳さんがいきなり砂浜に這いつくばって腕相撲する話

◎釣りの種類 /投げ釣り
◎場所    /無名島
◎主な登場人物/三平、鮎川魚紳、ユリッペ、鮫島仁(シャークのジン)、一郎、小田切選手、網元、十五段先生、ジンの父

・ジンに大勢の前で辱められた一郎をお姫さまだっこして三平に見せつける魚紳さんの変態プレイのはじまりです
・「魚紳さんが一郎くんにコーチしている…」と嫉妬している三平の前でイチャイチャ練習する一郎と魚紳さん
・「まあ、いたけりゃあいてもいいけど一郎くんのコーチの邪魔だけはしねえでくれ…」魚紳さんの変態言葉責めキました!
・「な、なしてだ魚紳さ〜ん なして一郎くんにばっかし親切に教えておらには教えてくれねえだ…」三平泣き出した!!!
・「山育ちの三ちゃんが魚紳さんのケツさついてのこのこと海さきたのも」ついにユリッペが傷心の三平に代わってもの申す!
・「魚紳さんのことが好きで好きでおにいさんのように●●してるからでねえか!?」私の持ってる単行本はこの●●部分の
 写植が完全に抜け落ちているため、ただでさえいかがわしい話が余計にいかがわしい訳ですが。●●は何ですか?「あい」?
・三平の放置プレーを楽しんでいた魚紳さんですが、三平に近付く小田切選手を発見するやいなや放置プレーを即座に中断しました
・「三平くんって何ごとも自分の身体で感じないと気がおさまらないんだよ」三平に近付く小田切選手に釘を差す魚紳さんの名台詞
・ジンにブン殴られて口から血を流しながら「おめえいきなりなんちゅうことするだ」という三平が可愛すぎてもう死んでしまう!
・ギャー!シャークのジンのお父さんがカツオ一本釣り漁師で赤フンスタイルという私の大好物!!
・「いいぞ三平くん!!おれはそんなきみが大好きだ!!」小田切選手の前で魚紳さんの完全告白キました!
・シャークのジンのドSと見せかけてのドM設定はこの回の特筆すべき変態性を我々凡人に示してくれる好例と言えます


◎14巻 特別読み切り版
「初釣り」収録

愛しききみのおもかげを抱いて…と東京から三平に会いに来た大学あんちゃんと三平が新年の初釣りをするお正月風情溢れる話
この短編以降、新年→冬→春→夏→秋、そしてまた冬…と、月刊誌連載分の読み切り短編は季節がちゃんと連作になっていますね

◎15巻 特別読み切り版
「クキのドン突き」収録

「初釣り」の続きで大学あんちゃんに今度は冬の漁法クキのドン突きを体験させる三平の話
「今年の夏もまた行ってみよう 三平くんのところへ…」


■16巻 (月刊連載の読み切り短編収録)
「ガッチンがん鉄」

冬の川魚漁ガッチンをがん鉄さんに教えてもらう三平を描いた冬の短編 だがしかし!!!!
・がん鉄「おいチンポコ!おめえなかなかスジがいいなあ」 三平「カーッ チンポコじゃねえて!!三平!」
・がん鉄「よーしおめえのそのスジを見込んでいっちょうガッチンをバシッとしこんでやるベエ!」
・がん鉄「クックク…元気のいいチンポコじゃて

エロショタ漫画にしか見えませんよ!!!!!

「桜吹雪カラス鯉」

鯉の色を自在に操る「色止め佐吉」との出会いと別れを描いた春の短編
・さくら姉ちゃんの前で酒を飲んで酔っぱらったふりをして様子を伺う三平の小悪魔っぷりがエロいですね
・これ以後たまに出てくる淡水魚研究の宮川先生の初登場

「メッコ岩魚の怪」

螢谷で釣れるメッコ(片目)岩魚の謎を解くべく山中に分け入る三平と一平爺ちゃんを描いた春の短編
・片目の落ち武者の伝説から実に科学的かつ実践的に謎を解いていく一平爺ちゃんが素敵すぎます
・宮川先生、三平のセリフ上で早くも再登場

「カジカの夜突き」

夜にカジカ突きの勝負をしていた三平と一平爺ちゃんの前に現れた謎の女と「鮎カケ」を巡る夏の短編
・巨大カジカ「鮎カケ」を狙うおねえちゃんのスタイルが斬新すぎて時代は未だ彼女に追いつけてないと思います
・三平がパンツ一丁で泳ぐシーンが短編ながら5頁も!


■第9章 イトウの原野
(マガジンKC17巻〜20巻)

自然を敬い自然を守る谷地坊主が三平のためなら釧路湿原を破壊して道も造るくらい三平に惚れ込む話

◎釣りの種類 /ルアー釣り
◎場所    /北海道釧路湿原
◎主な登場人物/三平、鮎川魚紳、谷地坊主、竿酔さん、よし子、鳴鶴先生、ルアークラブのメンバー

・初めて乗った飛行機にビビる三平に魚紳さんはこう云いました「オレと心中するのはいやか…
・三平は答えました「魚紳さんといっしょに死ねるんならこわいことなんてなんもねえや!」バカかお前ら
・飛行機の便所内で三平の放尿シーン!洋式便座を上にあげずに放尿しているのがとてもとても気になります
・「ガキの頃から今日まで啄木の歌にしびれっぱなしだからなフフフ」魚紳さんの新たな経歴「文学青年であり詩人」設定です!
・竿酔さんの娘よし子さんの挙動が情緒不安定なメンヘラ女とそれを囲む男たちの図みたいで読んでるこっちがハラハラします
・谷地坊主と三平が湿原で一緒に昼寝の一発目!谷地坊主の腿に足を乗っけて寝る三平可愛い可愛い。ああ…三平ちいさいなあ…!
・谷地坊主の肩に裸足で立つ三平!谷地坊主の首に抱きつく三平!三平の細い足首を掴む谷地坊主!イトウの取り込みエロいー!!
・「ガハハハ三平!!わしゃあおめえのそういうところがたまらなく好きなんじゃよ!!」
 谷地坊主の荒々しい告白キました!!
・「思いっきりわしの手のなかにとびこんでこーい!
 あああ小さい三平が谷地坊主に抱きかかえられてるうううう!!
・「坊主おじさんこそおちついてくれよオ…さっきからどうかしてるんじゃない…?」
 小悪魔三平の覚醒!ああ本当にどうかしてるこの話!!
・あああ凄い!激しい嘔吐の後抱き合う谷地坊主と三平!抱き合ったまま倒れ込んで寝ちゃう2人!
 三平の足が谷地坊主のちんこに!
・興奮し過ぎて書き忘れましたがこの回くらいから三平とか魚紳さんとか作画がめちゃくちゃ可愛くカッコ良くなってきますね


■21巻 (月刊連載の読み切り短編収録)
「三角瀞の主」

三平の目の前でアヒルの子供を喰った謎の大魚の正体を復讐に燃えるアヒルの飼い主チーコちゃんと暴く夏の短編
・蚊取り線香をたいて縁側でスイカを食べる三平と一平爺ちゃんの日本の夏っぷりが素晴らしい
・一平爺ちゃんの夏の格子柄甚平スタイルがものすごくキマっていてかっこいいです

「ススキ河原エレジー」

夜のススキ河原で出会った犯罪者のテツヤに三平が抱きとられる秋の短編
・三平の落ち鮎釣りの誘いを「わけえころの無理がたたったのか神経痛がおきてきやがって」と断る一平爺ちゃんの
 この台詞は、次の短編にきちんと引き継がれてました 四季連作の方式といい矢口先生の構成力の巧さには驚かされます

「激闘!紅葉堤の大ニジマス」

寝不足で疲れきり憔悴した弱り三平をぞんぶんに楽しめる秋の短編
・前回の短編での布石通り、股関節炎を起こして入院するハメになった一平爺ちゃん
・病気の原因となった「若い頃の無理」が三平の行動とリンクする仕掛けになっていて「物語の定石」を学ばされます


「太郎沼の巨鯉」

太郎沼にまつわる母親と息子の悲しい伝説を三平が風呂に入りながら考察する冬の短編
・自宅の五衛門風呂に入る三平の入浴シーンが筆舌に尽くしがたい可愛さ!!!
・「三平!それよりもまずはやいとこ服を着れって!チンポコがカゼひくでねえか!」一平爺ちゃん無事退院です
・自分の声に引き寄せられてきた悲しい巨鯉に号泣する三平が可哀想で可愛い 可哀想で可愛い(2回云った)


■22巻 (月刊連載の読み切り短編収録)
「ワカサギの氷穴釣り」

新年のワカサギ釣りを楽しむ三平とユリッペ一家…14巻の「初釣り」の回から一年経た新年の冬の短編で四季連作形式は一旦終了?
・三平の防寒対策は素肌に新聞紙の巻き付け!シャツを捲ってユリッペに見せる三平の得意げな顔としなやかな肢体がかわいい
・「ほんじゃあおらにもそれやってよ!」と三平におっぱいを見せつけているユリッペ無邪気でかわいいですな

「湖の殺し屋ブラックバス」

今日まで続くブラックバス問題を中庸の視点で真正面から描いた短編
・「自分の好みの釣りばっかりをもちあげるのはみっともねえよ!対象魚によりいろんな釣り方があってそれなりにおもしろさもちがう
 ちゅうことがわかんねのかなあっ!!」醜い口論をする大人を叱責する三平のこの台詞は、どんな事象にも通じる永遠の真理!

「蕪渡しの草魚」「蕪渡しの草魚2・草イカダ作戦」「蕪渡しの草魚3・船がえし」

船頭の杢さんが目撃した謎の巨大魚を釣り上げることになった三平の綿密な作戦を描いた連続短編
・お寺の鮒供養塔に年に何回かお線香をあげて釣魚供養をしている三平 
・見知らぬおっさんとナマグサ坊主を相手に渡り合う三平の落ち着きとしたたかさと天真爛漫さがもうホント愛らしいです

「渓流の魔術師ヤマセミ」

一平爺ちゃん秘蔵の毛バリから、三平が毛バリのミノ毛誕生の謎を野生生物の生態とからめて解き明かしていく短編
・「うわ〜っだれだっ いきなりおらをひっぱるのは!!」おっさんが三平を草むらに引きずり込む描写がどうみてもワイセツです
・そして草むらに押し倒された三平の顔が上気していて、そんな顔でおっさんを見上げるのはとても危険だとわたくし思います


■第10章 有明海のムツゴロウ
(マガジンKC23巻〜25巻)

魚紳さんと三平がかつてないくらい興奮したり半ズボンで泥だらけになったりする話

◎釣りの種類 /ムツカケ
◎場所    /佐賀県鹿島市浜町
◎主な登場人物/三平、鮎川魚紳、片島健太郎、片島小次郎(ツバメ返しの小次郎)、六浦五郎とその父

・三平の衝撃の過去!三平の兄はじめと三平の母の死の真相を一平爺ちゃんが魚紳さんに語る回想シーンの三平の裸かわいいです
・干潟にズボンを腿まで捲って入る三平 泥だらけの生足の脚線美!ナ・マ・ア・シ!!!!
・「ムツカケにまぐれはなか!」小次郎の名台詞かっこよすぎる 肉マンみたいな顔してるのに
・「魚紳くん…おめえ一体あの子を何ヶ月かかってしこんだ」小次郎のエロい台詞キました!
・健太郎「おやじのやつ、そうとうのほれこみようだぜ」
 魚紳「フフフフフ三平くんってそういう子なんです…」魚紳さんこの回「フ」が多い
・三平の貴重な半ズボンきました!可愛い!えー…魚紳さんまで半ズボンなのはサービスって解釈で良いんでしょうか
・魚紳「おやじさんにそこまで惚れ込まれた三平くんはしあわせものです…」
 小次郎「魚紳くんそういうおめえこそそうとうの惚れ込みようじゃねえか」
 魚紳「へへへそういうことになりますか…」
・↑おっさんたちのこのキモい会話はお互いのショタ性癖を認めあう紳士協定みたいなもんですか?
・と思った矢先、今度は魚紳さんが取り乱して小次郎を突き飛ばして暴言吐き出した!…やだ…魚紳さんスゴイ興奮してる…!
・ええ!?今度は三平が五郎に「とうちゃんのオッパイは吸ってねえぜ!」とかいきなり理解不能な変態発言を云い出した!!
 やだ…!三平すごく興奮して取り乱してる…!!萌えるわ…!この取り乱し三平萌え萌えだわ…!
・んー…魚紳さんが三平に「いやしくも他人の幸福をうらやむことだけはつつしむことだ…」
 て凄く良い台詞なんだけど半ズボンで云われてもなあ
・あ!最後にサーモンダービーに繋がるジムさんと高田さんが出てきて終わりました!


◎25巻
「幽沼の羽衣鮒」

雨宿りの暇つぶしに見知らぬ沼で釣りをはじめた三平が、釣り上げた羽衣鮒について天女伝説から事実を考察していく話

「釣り場の子ギツネ」

三平と一平爺ちゃんの前に現れた子ギツネを通して釣り人のマナー・人間のエゴなどを鋭く風刺した話

「尺バヤのアカネ釣り」

釣り場で出会ったおじさんの秘密を知った三平が号泣する話 三平はいつも自分じゃなくて人のためにばかり涙を流してますね


■26巻 (月刊連載の読み切り短編収録)
「古沼の大怪魚」「古沼の大怪魚2・怪魚と大対決」

頭がワニ胴体が魚という怪魚を巡りおっさん達が次々と三平の虜になっていく話
・「おじさんおとなのくせしてあんがい臆病なんだなや…」魔性の子・三平がおっさんを誘うううう!
・この連続短編はおっさんの視点から見た「突如現れた魔性の少年」を実に淫靡に描いていてわたくし大好物です
・普段おっさん達の前で良い子している三平よりこういうしたたかで大胆な三平の方がエロい…つまりこれがギャップ萌えですか?
・おっさんおっさん言い過ぎですが、怪魚の正体を読者に当てさせるって企画性が昭和の少年誌らしいですね、と最後は真面目に締めときます

「ちいさなビッグ・ゲーム」「タナゴ釣り大会」

ついに外人のおっさんジャックまでが三平の餌食に ワールド・ワイド・ショタのはじまりです
・えーともうデカい外人のおっさんに無邪気におっぴろげ肩車してる三平のこの扉絵からしていかがわしい思いしか湧きません
・この回から「黄金谷のキンイワナ」までずっとジャックと三平がいちゃいちゃしてる短編が続きます 

「ジャックとユキシロヤマメ」「黄金谷のキンイワナ」

結局ジャックは三平の家に晩秋のタナゴ釣りから春まで居候してるんですね うらやましいですね
・ジャック「ワタシ本国へかえったならばあなたのことみんなに紹介しマース!そして本にかいて出版しマース!」それはショタ本ですか?
・そしてこの回に存在する2つの「無かったことにされた三平設定」がおいしいですね 月刊連載やりたい放題ですね
・その1 フライフィッシング
 ジャックから初めて教わったフライ→週間連載「第15章ニンフの誘惑」で魚紳さんから初めて教わる設定に
・その2 クマとの眼力勝負
 熊に怯えるジャックを叱咤する三平→56巻「阿仁の三四郎」では熊に怯える三平を叱咤するマタギ三四郎…マタギの前でブリッ子?


■第11章 カナダのサーモン・ダービー
(マガジンKC27巻〜30巻)

出てくる人物が全員ガチホモにしか見えないカナダで三平が三回も「おらの魚紳さん」発言をかます話

◎釣りの種類 /ムーチング釣り
◎場所    /カナダ(キャンベルリバー→ペンダハーバー)
◎主な登場人物/三平、鮎川魚紳、ジム・マーレー、高田弘之、ボブ、サム&ヘレン、アラスカ・グリズリー

・ホテルで興奮の一夜を過ごす三平と魚紳さんの寝室にある絵画がワキ毛おっぱい裸婦なんですけど
・夜中の寝室の描写で、三平と魚紳さんの帽子が並んでかけてあるシーンがあからさま過ぎです
・そして朝…可愛く寝乱れている三平を見下ろしてじっくり眺めてニヤニヤしている魚紳さんの変態ぶりが絶好調です
・「きったねえよきったねえよ魚紳さん!!
 自分はそうやってちゃーんと身支度してるちゅうになーんでおらを起こしてくれなかっただ!」そんな変態に怒る三平
・「まあ…そういうなよ」魚紳はそう答えると三平が着替え、歯を磨き、うがいをし、顔を洗う全ての動作を観察するのでした…
 おい!原作通りなのにやっぱりどう読んでも変だぞ!
・しかしそんな変態も、サム&ヘレン姉弟の登場以降は三平のピンチになると現れる騎士と書いてナイトへと変貌を遂げます
・「ああ…ステキやっぱりギョシンはあたしのナイト」
 おっぱいを放り出してるセクシー美女ヘレンさんも魚紳さんにもう夢中です
・「どうやらなんともいえない優しさと安心感が感じられるのかもしれない…」
 そして弟のサムまで魚紳さんを褒めたたえはじめました
・「おれだって夢のようだぜ…こうして三平くんと一緒にカナダの海にいるなんて…
 そんな熱い視線の中、我らが変態魚紳はやはり三平しか見ていません
・「どうでえサム!おらの魚紳さんの腕前は惚れ惚れするほどピタッときまってるべ!」
 あーそしてもう三平まで…お前らバカップルか!
・「ストローハットになびく黒髪!黒い瞳にバラ色のほほえみ…!その名はサンペイ・ミヒラ…!!
 カナダ人全員ショタ疑惑浮上しました
・「そんな大男たちの視線をあびる このこがらであどけない少年の姿が…
 更にカナダ人全員ガチなホモショタ疑惑も浮上しました
・「いつまでもその明るい笑顔と美しく澄んだ目をなくすんじゃねえぜ…」
 最後はガチホモ・グリズリーさんのガチな台詞で終了しました 最後までガチガチな話でした


■31巻 (月刊連載の読み切り短編収録)
「RCフィッシング」PART1〜4完結編

エロ同人並の展開の早さでメカ政のあにきがあっという間に三平の虜になり、読者を完全においてけぼりにする話
・「きみの一直線な熱意につい ほだされちまったんだから…」三平を前に顔を赤くしてなにを云っているんだメカ政のあにき
・「おれと三平くんの名前をミックスしてMASA=SANPEI号と名づけよう!!」もはや私の理解を超える発言をしていますけれども
・しかし三平は、実はオニババの口という大岩魚のポイントを攻めるためにメカ政のあにきを自分の虜にしたという驚愕の事実を我々に突き付けます
・そんなしたたかで小悪魔な三平に「RCボート作って!」と魅惑の寝姿でおねだりされ夜なべするメカ政のあにきを見ていると…
 何故だろう 目から鼻水が出てきます

「カラクサイワナ」

三平を師匠と慕う加瀬正治の初登場 そしてまた三平がまだ教わって無い筈のフライ釣りをしていて見ている方がハラハラする話
・「やっぱし男は思いやりってもんがかんじんだし 女の命はやさしさとあったかさってことだろう…」
 云ってる事はよく分からないけど正治はたまにドキッとする色気を出します


■32巻 (月刊連載の読み切り短編収録)
「巨鯉釣り大作戦」PART1〜2完結編

正治のフリチンと三平の半裸が人類史に刻んでも良いくらい素晴らしい初夏の話
・正治「あれっ とかなんとかいっちゃって三平さんなにをするつもりけえ ハダカになんかなって!!
 三平はとにかくいきなり野外で服を脱ぐクセがありますね
・正治のフリチンがやけに生々しくてガチな性癖を感じさせます…三平のちんこだけはかたくなに守るあたりもこう…ガチっぽいんですけど…
・三平「それよかはやいとこ服を着ろよ いつまでフリチンを出してるんだい」この生々しい少年たちの台詞…守りたい!地球!!
・そしてまだフリチン飽き足らず、再度三平のみを半裸にしてそのしなやかな肢体を見せつけて話が終わりました フリチンと半裸が全てでした

「トモ釣り伝授」

矢口先生そっくりの世紀のハンサムボーイ青年と三平の鮎釣り指南を描いた夏の話
・「フフフスイカのにおいだろう むかしから鮎のにおいはスイカのにおいに似てるといわれてるんだ」
 青年を一瞬で虜にする三平の魔力は今日も健在です
・「そうだっ!鮎のにおいはおふくろの汗のにおいだっ!!
 この一言には郷愁と憧憬を感じると同時に土着的なエロスを感じてヒジョーにムラムラデス

「おっぽり沼の緋鮒」

三平と正治が「ヘラ」だの「モッコリ」だの連呼しすぎるあまりヘラブナ=モッコリという知識が記憶される話
・「ああしてからだをモジモジさせながら…」「おお!あれがモッコリだ…
 おお!あれがモッコリだ…!だと…!?三平なに云ってんの??
・その台詞の直後に正治がやおらチンポコ掴んで立ちションをし、三平が顔を赤らめてたしなめる件については
 早急に議論をする必要性があると考えます

「手形沼の指切り魚」

三平が自分の身体をエサにして魚を誘うという小悪魔ならではの発想を実行するため「誘い受け」とかいう不埒な単語が頭をよぎる話
・「こ、こい!山吹色の怪魚…指切り魚…!!」三平が自らの身体を投げ出して男…じゃなくて魚を誘ううううう!!
・そして漫画家志望の金太の部屋に「三平」「マタギ」「ゲゲゲの鬼太郎」などの著作が並んでいて嬉しさのあまり気絶するかと思いました
・それにしてもこの32巻は表紙からして三平がおっぴろげで読者を誘うだけあり、なかなかどうしてアブない短編揃いになってますね


■第12章 山上湖の舞姫
(マガジンKC33巻〜35巻)

ガチホモの国カナダから大金稼いで帰国した三平と魚紳さんが、少年をなぶりものにする事が趣味のアメリカ人・ロバートの相手をする話

◎釣りの種類 /ニジマス(デカバルト)釣り
◎場所    /ぷりぷり県・木地山のこけし湖
◎主な登場人物/三平、鮎川魚紳、一平爺さん、ユリッペ、安さん(ユリッペのおど)、木地師・小椋市太郎&カエデ、ロバート

・ユリッペにカナダ土産のシルバーフォックスのえりまきをあげる三平かわいいです
・三平のウンコ実況中継ー!!マニア垂涎!ハアハア!
 「密室でひとり孤独をたのしんどる!ウ〜ン」ああ!三平が今ウンコしてます!!
・「食うものは食い…出すものは出し…」(ガサゴソ)←この効果音!
 今!!三平がお尻拭いてますね!お尻拭いてますね!!!
・「フア〜ッすっきりした…!!ゆんべ食いすぎたから今朝はことのほか多量だったぞよ!!」
 たくさんウンコ出たって云ってます!!
・「三ちゃんくせえ!!ちかよるでねえ!!」そしてユリッペに釣り竿で殴られました
 ヒロインにウンコの臭いを嗅がせるってどういう事ですか
・「ちゃんとすますものはすましてきたろうなユリちゃん」
 え!?一平爺さんまでユリッペに「ウンコしたか?」ってえ??なにこの漫画なに!!??
・「あこがれの鮎川さんと竿あわせをすると思うと…ついこうふんしちもうて
 安さん!自分の娘がウンコウンコ云われてる時にすごい問題発言!!
・「あってみたい…」「その少年がいま目の前にいる!」「よくきたよくきた…!」
 そして三平に会う前から三平に恋焦がれていた筋金入りのガチ木地師登場!!
・「カ〜ッこけしおじさんおらのことをそんたに思っててくれたなんてうれしいけど」
 三平…木地師のおっさんをとうとう「こけしおじさん」にしてもうたか…
・「こんなにかわいい少年フィッシャーマンのライバルをえるなんて…」
 そして更にガチなアメリカン・ロバート登場しました
・「いたいけな少年をなぶりものにしているような気がしてつらいデ〜ス!!
 登場してロバートはいきなり三平をなぶりものに…ッ!!
・「いたいけな少年をなぶりものにしているような後ろめたさを感じてきたワタシの
 え!?更にもう一回言い方変えて云った!三平をなぶりものッ…
・「こうなったからには もはや少年だからといって容赦はしまセーン!!」
 三平にすんごいコトする気だ…もうきっとすんごい激しいコトする気だ…!!!
・ああ!いたいけな少年三平が、またパンツ一丁の半裸で芸術的な裸体を見せつけながらアヒルを捕まえています!
 エロいー!身体のラインえろいー!!
・わー!今度はロバートまで服脱いで飛び込んできたー!おっさんの胸毛筋肉ハダカを見せつけるって誰得ー!!
・ええええっ!?こけしおじさんまでジャンプして飛び込んできたーッ!!
 ごめんこけしおじさんの存在をユリッペたち並に忘れてたーッ!!
・ああ…おっさんたちの濃い一夜が明けた…そしてロバートがハワイへと三平たちを誘います!!!


◎35巻 「坊主沢の沢坊主」

坊主沢に住むという妖怪・沢坊主の正体をつきとめに行く三平と魚紳さんのイチャイチャ釣りデート話
・「こうやってフキの葉でコップを作って水を飲む方法を教えてくれたのは三平くんだったね…」
なに魚紳さんなにそのなんか「きみはスペシャル」的なその言い方


■36巻 (月刊連載の読み切り短編収録)
「怨み竿」

三平が竿をにぎって身体中をゾクゾクさせる話
・釣り師を虜にし死へと導く魔性の竿!魔性の竿!!
・魔性の竿に操られる三平エロス!!エロス!!草履のヒモが切れて三平の足の裏見えて頭打って三平が流血!!顔面流血のトロ顔エロス!
・あああ寝込んで着物きて頭に包帯巻いてる三平がまたエロスー!!!この話エロス過ぎですよ!!わたしエロスしか云ってないですよ!!

「しぐれ谷のバケモノイワナ」

岩魚釣り歴50年の小森のおっちゃんの人間離れした走りがやたらと印象に残る話
・三平と魚紳さんと小森のおっちゃんでイワナの夜釣りと月見酒とはこりゃあオツですな
・夜の谷川が舞台でずーっと背景が暗くて魚紳さんはおっちゃんに無理矢理酒を飲まされて…
 ああ…魚紳さんがおっさんに責められてる…!

「焼沼の宇宙ブナ」

三平と一平爺さんが沓沢先生云うところの「UFOにのってやってきた宇宙ブナ」を釣りに行く話
・沓沢先生「キミは覚えてないのかいワシといっしょにフロにはいったことを…ケツのまわりがことのほか青い子供でのう
 三平のまわりには本当に変態しかいないな…

「鮎の夏 PART1 土用がくれ」

ぷりぷり県恒例の鮎釣り大会で、三平が意外にも優勝カップと賞品を目当てに参加してることが判明する話 
・「鮎の少年期」って三平が云うとなんかエロいですね

「鮎の夏 PART2 驟雨のオトリアユ」

鮎釣りに見入られたおっさんが生々しい感情を吐露しながら生々しく果てるまでを通りすがりの三平に見せつける話


■第13章 ハワイのブルーマーリン
(マガジンKC37巻〜42巻)

ハワイの海上で三平を巡っての男たちとデビル・ソード(魚)による奪い合いが本気過ぎて泣けてくる話

◎釣りの種類 /カジキ釣り
◎場所    /ハワイ島コナ沖
◎主な登場人物/三平、鮎川魚紳、ロバート、田所さん、服部名人、キャプテン・エイハブ、デビル・ソード(巨大カジキ)

・ええ!?冒頭から魚紳さんと三平の水着半裸サーフィン姿にカラーページ合わせて6ページも!まるでガチホモのグラビア!!!!
・三平「右を見ても左を見てもビキニスタイルのカワイコちゃんがウジャウジャ…」しかし魚紳さんはそんな三平だけをガン見してます
・「おらの体重が45キロだとすれば…」三平の体重は45キロ!!45キロ!!!!!
・魚紳「常夏の島でのむ熱燗の日本酒ってやつはなかなかオツなもんだぜ」三平「ええっ!?熱燗の日本酒…!?」
 三平「だいじょうぶかなあ…」←この一連の流れが何かヘンなんですけど。まるで過去に日本酒で酔った魚紳さんに三平がエラい目にでも
 あわされたかのような反応なんですけど。魚紳さんが酒をのみあかす事について三平が異常に反応するのでこっちまで異常になりますよ
・しかしそんな三平の心配をよそに、よく見たら魚紳さんの前に熱燗とっくり3本!3本も既に!!!
・そして明朝、ロバートと魚紳さんの三平を巡るパトロン争いがエキサイティングにスタートです!
 ロバート「ギッヒヒじつはこいつはサンペイボーイを迎えるために新しく作った新型クルーザーなんだよ」
 魚紳「ウッ!!ラブ・フィッシュ・サンペイ号…ロバートこれは一体どういうことか…新艇に三平くんの名前がつけられている
 ではないか…!!
」魚紳さんマジ激怒!!しかも責められるロバートの顔が恥じらう乙女の様に赤い!おまえら一体どういうことか!!
・「ええっ!?しょ処女航海…!?」男たちの激アツな三平争いも三平のこのスケベ過ぎるセリフで一旦終結へと向かいます
・「ワタシが惚れて惚れ抜いた日本の…天才釣りキチ少年サンペイボーイはどこへいった〜!!」しかしロバート再び三平争いの開戦!!
・「それでこそワタシのサンペイボーイ!」「さすがロバートがぞっこんの少年だ」どうにも魚紳さんアウェーな雰囲気になってますが
・「三平くんもうちょっとまん中に立って。イッパツ記念写真を撮るから」「一枚目は三平くんひとりできめたいんだ!」魚紳さんは
 己の三平アルバム用の三平のシングル写真を撮りまくる変態マイペースさで余裕を見せつけます。イッパツってあんた…
・おお!そして三平争奪戦の真打ちキャプテン・エイハブ登場!三平に自分の裸をいきなり見せつけて威嚇するううう!!
 「ひとめ見た時わしの体がめったにねえことにゾクゾクとゆさぶられた…!」三平に対する感想が最初からツッぱしってます!!
・「カ〜ッそれでこそおらの魚紳さんだ!」マーリンと格闘中の魚紳さんに水を飲ませる三平と、美味しそうに飲む魚紳さんがもう…
・「ジンクスなんてそんなもんおらの屁でふっとばしてやるだ!」(プ〜)三平の貴重なる放屁の瞬間にマニア総立ち!!!!
・えー…三平がロバートに「一生つきあってやらねえからな」と小悪魔発言をしたと思ったらエイハブが無線で三平に「きみとは
 いずれゆっくりつきあいたい
とおもっているが…」とかハワイの海でラブワゴンあいのりみたいなその展開どういうことですか
・「こ、このおらがねらわれた…!?」そして三平争奪戦にまさかのデビル・ソード参戦!ついに魚までが三平を!!!!
・「あぶねえ!サンペイくんがあぶねえ!!」そう叫んで三平を追いかけるエイハブの方があぶねえ!!!
・「あの少年を悪魔の剣の前にさらしたのはこのわしかも知れない…あの笑顔…あの澄んだ瞳…わしはあの笑顔にすっかり心を奪われ…
 なんかもうガチガチ過ぎてきりがないので、最後はエイハブのこの独白で締めたいと思います。もうこっちがどうにかなりそうです。

◎42巻 「火の石の謎」

地球科学専攻の学生と山中で出会った三平と一平爺ちゃんが「火石谷」という地名に隠された謎を大陸移動説にまで結び付けつつ
解明していく話。岩壁にへばりつく三平も可愛いし、ヒジョーに面白い小品で個人的に大好きです。


■43巻 (月刊連載の読み切り短編収録)
「早暁のヒメトロ」

ボート持ちの板金屋社長・服部さんを虜にした三平がヒメマスのトローリング釣りを伝授される話
・「服部さんの体の中は潤滑油だらけってことにはならねえのけえ!」こういうエロイセリフを三平は朝っぱらから…
・「ここがヒメトロで有名なC湖けえ!」ヒメトロがゲイ用語のトロマンとかぶってC湖がハッテン場にしか思えません!

「蝉しぐれのブラウン」

続けて服部さんが三平にブラウントラウトの金玉ルアー釣りを伝授する話
・服部さん「これがわしの自慢の手製プラグ…蝉しぐれ用のルアーだ」
・三平「ハリャッ!蝉そっくりでねえけえ!」違うぞ三平!!金玉にそっくりだ!!!

「簗川流簗秘伝」其之一〜其之二完結編

酒宴で酔ってストリップっていう会話フラグから、夜の酒宴で酔っぱらった三平が絶対にストリップしてると断言できる話
「誰だ三平くんに酒を飲ませたのは…バッカだなあ三平くんはまだ未成年だべ」「だーってかーわいいんだもん!」
 
大人たちの汚れた欲望の中で酔っぱらいながら踊る三平で終わる第一話ですが、酔う→踊る→ストリップっていうのは
 神代の時代のアマテラスの神話より受け継がれし日本の伝統!なので絶対このあと三平が全裸ストリップしてるはず!!!!

「三平式珍ドウ作戦」

こわい顔のおっさんに三平が土下座をして謝るシーンが拝める話
・「ユ、ユリッペ!」「ああ…は はいってる はいってる…」セリフだけ読んでるとムラムラしてきてどうにもいけません


■44巻  (月刊連載の読み切り短編収録)
「竜神滝の竜」PART1〜3完結編

私とガチホモマニアから絶大なる支持を得ている「イワナ釣りの丈助」堂々の初登場の回!ハアハア!!丈助さん!!!
・「フフフ名人といわれたこのこのわしも…あの子にかかっちゃあカタなしってとこだな…」丈助さん!!素敵!!!
・「ウヌヌ!」ギャー!!!丈助さんがいきなり服脱いだー!!臭そうー!絶対臭いー!!最高ー!!!
・三平「丈助さん な、なにをやらかすつもりなんだ!?」ギャー!!三平が明らかに狼狽してるううううう!!
・丈助「きまってるじゃねえか!いまのわしにできることは三平くんの玉網になることじゃ!」フンドシきたあああ!!!
・丈助さんがフンドシ姿で「ウオー!」「ンガー!」ってもうすごいいいい水中ヌレヌレフンドシ祭りいいいいいい!!!
・コーフンがおさまらない!!丈助さん!!丈助さん!!!かなり本気とかいてマジに好きです!!!丈助さん!!!!!

「炭焼き小屋の名人」

ヤマメ釣りに来たバカ者3人衆を三平が小悪魔マジックであっという間に手玉に取る話
・「たとえ炭焼きでなくとも…なんかをつくりだすことができるほうがいいんじゃねえかな…
 てめえ自身の手をつかったなんかをな…」炭焼き名人嘉助さんの言葉がグサリグサリと突き刺さります…が
・「さあ三平くん 出すぞ!!」というセリフはいかがわしいのでやめていただきたい

「月ノ輪熊狂想曲」

世紀のハンサムボーイ矢口先生とスタッフたちがキノコ狩りに故郷ぷりぷり県に帰る話


■45巻 (月刊連載の読み切り短編収録)
「黄金の鯉」其之一〜其之三完結編

いい木をみるとすぐにホりたくなる”昭和の運慶”仏師「嵐慶」のキチっぷりに三平がドン引きする話
・「いってえどうなってるだあの人…さっきからずーっとおらんとこを見てるなんて…」嵐慶に早くも三平が警戒しますが
・「三平くん今さら後にはひかせないぜ…袖すりあうも他生の縁!!
 わしときみとがこうして巡り合えたのも前世からの深い縁じゃ!!」嵐慶さんヤバい!前世とか云い出した!!!
・「おらあこんただおっさんとはとてもじゃねえがつき合いきれんよ!」おっさんキラー三平がまさかのドン引き!!!
・「三郎兵衛さん砂金はまだ残ってるけえ?すまねえがそいつをおらにくれねえか!?
 そしておっさんキラー三平は標的を嵐慶から砂金持ちの三郎兵衛さんに切り替え、まんまと有り金全部せしめるのでした

「結婚披露宴招待状」

三平が人に知られたくない秘密を隠し持っていることが発覚する話
・「冗談じゃねえ人にはそれぞれ知られたくねえ秘密ってもんがあるんだぞ」三平!!お前一体どんないやらしい秘密を!

「少年の夏」

三平がユリッペの膨らみかけたおっぱいを触って勃起することであまりにも有名な話
・「キャッ!三ちゃんのエッチ!!」
・「ユ、ユリッペごめん おらあそんただつもりじゃあ…ちょっくら手がすべっただけなんだ」
・「イヤッ!!こっちを見ないで!!」
・「ハッ!ウウッ…!ユ、ユリッペのシャツが雨に濡れて…か、からだが透けて見えるウ…」
・「い、いつのまにかむ、胸がふくらんで…こ、腰のあたりがやたらとくびれて…
 ちょww三平!!これは名作!!!!!!!!!!!!!!!!!!


■第14章 茜屋流小鷹網
(マガジンKC46巻〜48巻)

このデータベースを作るきっかけ「三平と正治が並んで立ちションしてるシーンなかったっけ?」が見つかった話

◎釣りの種類 /投網漁(茜屋流)
◎場所    /和歌山県伊都郡かつらぎ町
◎主な登場人物/三平、正治、ユリッペ、一平爺ちゃん、茜屋新司、茜屋新兵衛、茜屋新太郎

最初に云わせて下さい!ずっと探していたんです!!「三平と正治が並んで立ちションしてるシーン」を昔読んだ記憶が
あったんですが、思い出せず、ぱらぱらっとそれらしい短編を見直しても見つからず、また自分の願望が妄想になってる
だけかと思っていたんですが遂に!!!47巻で見つかりました!!!妄想じゃなかった!!!記憶以上に素晴らしかった!
・「カ〜ッさすが師匠のションベンはよーくとぶなや…!いまのはどうみたって10メートルはとんだぜ!
・「ションベン…!!」正治の寝言に対するこの三平のカット背景が、流れ落ちる精液にしか見えなくて見えなくて
・「いまの寝言のあんべえからするときっとおらと橋の上からションベンのとばしっこした時の夢を見てるんだなア…」
 ションベンのとばしっこにしろ実は精液のとばしっこだったにしろいやもう!!これこれ!このシーン!!わあああああ!
・ションベンに我を忘れましたがシンガーソングライターであり茜屋流の跡取り息子・茜屋新司の三平に対する惚れ込み様が
 300年続いた茜屋流の伝統をぐらぐらと揺り動かし、茜屋一族の三平を巡る愛憎劇へと転がっていきます!舞台は紀州へ!
・「参ったぜ…どうやらオレは知らず知らずのうちにあの子の思うツボにはまりこんでるようだな…」茜屋新司が目覚める!
・夜、三平の部屋で一緒に寝る茜屋新司と三平→やおら「さ、三平くん…」(ムクッ)と思いつめた顔をして動く茜屋新司
 →次のカットがAVとかで見る「行為中を暗示する屋外風景」→そして朝のカットへ…おい!おまえら!!セックスしたな!
・「どうりでゆうべの三平くんの目は…オレの顔をくいいる様に見つめながらたえずキラキラと輝いていた…
 ゆうべのセックスの事かー!!!ゆうべのセックスの最中の三平の事を朝から回想してるのかーッ!!茜屋新司ー!!!!
・「三平くんはすでにおじいちゃんの心をとらえてる」そして茜屋新司の祖父であり茜屋流当主・新兵衛さんも目覚める!!
・「おじいちゃんのあの顔は三平くんの持つ何かに完全にひきこまれている顔だ…!」三平の虜になったものだけがわかる何か!
・「フフフきみがその気にさせたんだ…カワセミくん…!」三平を愛し過ぎて云ってることがおかしくなってきました茜屋新司
・「そうでなくっちゃおらの新兵衛さんじゃねいやい!」しかし新兵衛さんも三平にかけては孫に負けちゃあいられません
・「お、おらが新兵衛さんと一緒の船に…?」300年の伝統と茜屋新兵衛の名を引き継ぐ大事な儀式も既に三平の取り合いです!
・そして茜屋新司はトップスターへ…三平と過ごした数日間を思い出しては熱い思いを綴る茜屋新司がカッコ良すぎます
・立ちションとかセックスに気をとられてしまいましたがこの話読むといつも号泣する良い話なので是非!


■49巻 (月刊連載の読み切り短編収録)
「釣犬ハチ公」1〜5完結編

実はこの話とても苦手で、読み直すのが辛いばっかりになかなか更新出来なかった話
・「いくら自分のワンちゃんだからといって動物に乱暴するヤツは許せねえ!」という三平のセリフ通り、人間のエゴで動物が
 犠牲になる話は本当に切実に苦手で昔から読めなくて戦争童話「かわいそうな象」もだから未だに読めません関係ないけど…
 人に対しては極悪な私ですが、動物に極悪はダメ!絶対!!あと三平!犬を「ワンちゃん」とか云わない!可愛いから!!!


■50巻 (月刊連載の読み切り短編収録)
「ライギョVSミサゴ」PART1〜2完結編

三平の貴重な縞ブリーフパンツの素晴らしい裸体が拝める話 貴重な縞ブリーフパンツです 大事なので2回云いました
・「かわいそうな象」は読めない私ですがライギョVSミサゴの命を賭けた死闘は読めます。「自然の理」だからです
 そう考えると「自然」の中で人間というものは真に異質でやはり滅びるしかないのだ!死ね!人間共!!と極端に偏った
 脳みそを和らげてくれるのは三平の縞ブリーフパンツです。いい加減しつこいですが縞ブリーフパンツ。しかもタテ縞!

「お里鮒伝説」

片目の鮒が釣れる池で三平は科学的要因を、ユリッペは悲恋伝説を思う少年少女の思惑の相違が可愛らしい話
・それにしてもお里ちゃんが婚約破談されたのは、片目になったからじゃなくて野武士に●されたからじゃないんですか

「フィッシングかあちゃん」1〜2完結編

三平が、男女の野外における糞尿処理の仕方及び差異について考えを巡らせながら立ちションをして怒られる話
・三平の立ちションシーンが!!!絶妙に隠されたチンポから勢いよくほとばしり華麗なる軌跡を描くオシッコが!!!
・「コラッだれです!そんなところで立ちションをやってるのは…!」しかもおばちゃんに見られた!そして怒られた!!
・「ク〜ッ」怒られてチンポをしまう三平!その効果音「プルンプルン」があまりにもリアル過ぎて二度見しました


■第15章 ニンフの誘惑
(マガジンKC51巻〜54巻)

当時のマガジンで堂々とホモショタ漫画を連載したことにより現在にいたるまで伝説として語りつがれている話

◎釣りの種類 /フライフィッシング
◎場所    /行者湯の奥の隠れが池
◎主な登場人物/三平、鮎川魚紳、ユリッペ、一平爺ちゃん、風来満(フライマン)と妻ミチ子、橘源三郎と梢

・三平の家の住所は「秋田県増田町中村110番」
・アメリカでバスプロ出場中の魚紳さんが、まずは優勝賞金2万ドルを注ぎ込み高額なフライロッドを三平にプレゼント!
 「魚紳さんの見立てだけに重さも長さもおらの体さピッタシだア!!」三平の体を知り尽くしているからピッタシだァ!
・そして海外にいても三平を自分の意のままに操り管理下におく、画期的な方法をあみ出します!それが手紙による通信講座!
 「とおいアメリカから熱い心をこめて送るフライフィッシングの通信講座その第一回目である!」…魚紳さん…キモいよ…
・「まるでおらのやってることが見えてるみてえじゃねえけえ…!?」アメリカで三平の事を想い続けるあまり手紙の中でも
 次々と予言者並に三平の行動を言い当てる変態魚紳に、さすがの三平も若干ひき気味です
・「三ちゃんは魚紳さんからの手紙がなかなか来ないんでイラだっているんだよ ヒヒヒ…」ユリッペの腐女子発言のとおり
 三平は魚紳からの次の手紙を待ち続けるあまり常に魚紳さんの事を考えるという、変態魚紳の思惑通りに洗脳されていきます
・「ぼうやなかなかやるじゃないか…」そんな高度すぎる変態放置プレイを楽しむ手紙の中の魚紳と三平に風来満が水を差す!
 通りすがりに現れるやいなや三平の虜になり、フライのコーチをしてしまいます…これは…魚紳さん寝取られフラグ…
・「あなたがそこまで(三平に)惚れ込むとは…」「フフフ妬くんじゃないよ…」新婚旅行中に三平の話ばかりの風来ご夫婦
・ええ!?そして三平に他の男の影が見えた途端、なんと魚紳さんは急遽予定を切り上げて帰国してきました!さすが過ぎます!
 「鮎川さんの様子からすると恐らくアメリカから帰るなり真直ぐにこの家さ来たんじゃ…」一平爺ちゃんもよろこんでないで
 アメリカ→東京→ぷりぷり県を駆け抜ける男の異常さと、深夜にいきなり押し掛ける熱情さについてもう少し真剣に考えては…
・まあそんな事はおかまいなしに、魚紳さんはいきなり全裸になって風呂に入って酒を飲み、一平爺ちゃんを泣かしています
・そして遂に事件が起きました…翌朝、三平のフライフィッシングを目の当たりにした魚紳さんは敏感に他の男の影をキャッチ!
 魚紳「きみはすでに誰かのコーチを受けているんだろう」 三平「や、やっぱしわかるけえ…?」
 魚紳「オレの目はフシ穴じゃないぜ!!フフフもう芝居はよせよ やれやれオレもとんだ三枚目だぜ…!!
 遠いアメリカから胸をときめかせてかけつけてみれば恋人はすでに他人のものか…」云った!云ってしまった!!!
・えー…そしてよほど我慢出来なかったのか、一平爺ちゃんにまで三平の浮気を告げ口し咎め、再度「恋人はすでに(略)」を
 くり返し憤る変態魚紳に、「鮎川さんにそう思っていただく三平は幸せもんじゃよ…」と優しく接する一平爺ちゃんの
 大人の余裕に感嘆して忘れがちですが、爺ちゃんが孫をこの変態に委ねた瞬間を、我々と当時の子供達は目撃した訳ですね
・三平「魚紳さんどうしたださっきからニタニタして」一平爺ちゃんの機転で三平と仲直り出来た事がよほど嬉しかったようで…
・凄いですねー仲直りした後は魚紳さんと三平の2人がひたすら延々とキャッキャウフフ釣りし続けてますねーガチですねー
・魚紳「こ、こいつう はかったな…!!」 三平「メンゴメンゴ…!」ちょっとねー2人のはしゃぎぶりにドン引きですねー
・そんなドン引きの我々の目を覚ますべく、魚紳さんが三平に「バカ気をゆるめるなっ!!」とまさかのバカ発言!!!
 飴とムチを使い分ける魚紳さんの見事なまでの変態プレイに最後まで気をゆるめてはいけないと、またひとつ教えられました

■第16章 落鮎のコロガシ釣り
(マガジンKC54巻)

登場人物が全員竿を立てたり竿を握ってコーフンしたりする中、三平の全裸入浴シーンと一平爺ちゃんの親心に涙が出てくる話

◎釣りの種類 /落鮎のコロガシ釣り
◎場所    /三平の家から2キロ下流にある鵜ノ巣河原
◎主な登場人物/三平、一平爺ちゃん、西田和行、刑事のおやっさん

もうとにかく鵜ノ巣の主・西田と三平のやりとりがいかがわしくて気が気じゃありません…
・「どうでえ久しぶりに竿を握ってみる気はねえか…!」三平が夜の河原で男を誘うー!!
・「鵜ノ巣の主っていわれた竿さばきを見せてもらいてえのよオ!」三平…竿さばきって…隠語にしか聞こえない…
・西田「さ 三平くん…ホントにやらしてくれるのかい…」ヤらしてくれるのかい!!是非ヤらしてくれ!!!
・「なーにグズグズしてるだホラッ!はやいとこ鵜ノ巣の主の竿さばきを見せてくれ!」このカット茂みしか描いてなくて
 三平と西田が茂みの奥でナニをしているのか分からない様になっているからー!きっと三平が両足開いてスタンバってるからー!!
・「それじゃあ三平くん遠慮なくやらしてもらうぜ!!」やだー!!なにこれー!なにここどこのハッテン場なんですかー!!
・「ああちょっとちょっと せっかくやるんならこいつをつけて…」やだー!三平が西田にゴム着けろって云ってるー!!!!
・「あんちゃんいきなりなにするだ〜!」「うるせえジタバタするんじゃねえっ!」まさかの即レイプ!西田が三平を無理矢理ー!
・「やれるもんならやってみろ!それっかわりてめえもただじゃあすまさん!」三平の危機に一平爺ちゃんが助けにきたー!
・ヤるとかヤラないとか云いながら最後は一平爺ちゃんの三平に対する愛情の深さに泣かされるからズルい!この話ズルくて大好きです


■55巻 (月刊連載の読み切り短編収録)
「イワナ大移植作戦」1〜3完結編

三平のほんの軽い思いつきが男たちを血まみれにし、自然の地形をも変えてしまう話
・イワナ止めの滝の上流にイワナを放流して定着させようという三平のアイデアに、丈助さんはじめおっさんメンバーが
 ノリノリで参加して酷い目にあいます。どんな酷い目かっていうと、足の甲が竹で貫通したり、丈助さんの右腕が折れたり
 マムシに噛まれたりといった有り様です。ごく一部の人にはむしろ御褒美的な感じもしますが。自然との共存というよりも
 自然vs人間という感じが強くて読後感にビミョーなブレンドが混じるのも特徴です

「念珠湖のネッシー」

念珠湖にはネッシーがいるんだよ!!!という矢口先生のトンデモ恐竜SF短編


■56巻 (月刊連載の読み切り短編収録)
「阿仁の三四郎」其之一〜其之四完結編

矢口先生の代表作「マタギ」「マタギ列伝」の主人公・三四郎と釣りキチ三平との夢のコラボというやりたい放題の話
・イワナの密猟者にクマが制裁!!!クマの人間殺戮の宴から衝撃のスタートです
・三平と丈助さんはじめいつものおっさんメンバーが、クマの被害者を探しに山狩りに行くという最早釣り関係ねーじゃん
 という展開の中、山中で惨殺死体を見つけた丈助さんがゲロを吐くという私にとっての御褒美シーンが!!!
・しかも駆け寄る三平に「三平くん見ちゃあいけねえ!あんなもん見ちゃあいけねえ!」と両手を広げて必死に死体を
 見せまいとするその男気がもう!!完全に!!!三平を大事に大事に宝物の様に守っている!!!ホモ!!
・そして遂に阿仁マタギの三四郎が登場…!!しかも一平爺さんとマタギのシカリ(マタギの長)が知り合い…だと…!!?
・(※魚紳さんとソックリじゃんとか死んでも云ってはいけませんよ)
・「マタギに地図はいらねえ…!!」そう云って人喰い熊を退治に山入りした三四郎の後をつける三平の魔性の小悪魔ぶりが…
・「なんということだ 阿仁の三四郎もこの子のまえじゃカタなしじゃねえか」ハイ三四郎さん一瞬で三平に堕ちましたー!
・後はもう見てるこっちが恥ずかしいくらいにキャッキャウフフしてますね2人で 人喰い熊とか既にかやの外なんじゃないかと
 思いつつ、これまた「マタギ」シリーズの特徴でもある突然の終わり方で突然に締めてくれますので最後まで油断なりません

「ドジョッコ フナッコ」

三平が「オスの精子」って云う話 
・三平と正治がオスだのメスだの精子だの子供を生むだの精子をかけるだの云った挙げ句に異種姦の話とか!レベル高すぎてもう…
・「どうでえ師匠!一発でその差がちぢまったぜ…!!」と喜ぶ正治の指が6本で どうでえ!!!


■第17章 忙中閑あり
(マガジンKC57巻)

三平とたまきんトリオがドン突き合戦というこの字ズラだけで既にいかがわしくてコーフンする話

◎釣りの種類 /葦の寒バヤ釣り
◎場所    /三平の家近辺
◎主な登場人物/三平、一平爺ちゃん、ユリッペ、正治、久保夏子、熊田、たまきんトリオ

東京から来た雑誌ライターの久保とカメラマン熊田の視線から捉えた三平たちの冬の日常と田舎礼讃に目頭と股間が熱くなるのです
・かまくらを作る三平と正治が、かまくらの中に便所を作り、掟と称してユリッペにおしっこをさせようとする場面はまさに
 田舎の少年少女のあけすけな性=田舎の性=北国の冬は雪しかないからヤルしかねえ=エロ!!の構図
・たまきんトリオとのドン突きにそなえて、台所で調理をする正治と三平のエプロン姿がそれはそれは素晴らしいのです
・そしてメインイベントの三平とたまきんトリオたちによるドン突きが開始される訳ですが…
 「ヒャッホー!貫通だっ!!」
 「出るぞ…でるぞ…!!」「で、出た!!」
 ドピュッ!!←この効果音はいかがなものか
 ブシューッ!!←三平の大股開きの中央で汁が勢いよくほとばしります
 といった案配で、三平たちがアナを突いて汁を出すことに夢中になる描写の連続にはやはり田舎の性=北国の(以下略)が
 暗示されている様に思えてなりません 東京モンから見た田舎は本当に素晴らしい…という皮肉と賞賛とエロに満ちた話で大好きです


■第18章 四万十川のアカメ
(マガジンKC58巻〜59巻)

三平がアカメにアナルを狙われる淫夢を見る=小田切さんにヤられたっつー話

◎釣りの種類 /アカメのライン釣り
◎場所    /高知県中村市の四万十川
◎主な登場人物/三平、小田切一人、山崎タケル、山崎京子

旧知の小田切さんに誘われて単身四国にやってきた三平は小田切さんの真の目的にまだ気付いていません!

・夜釣りに備えてパンツ姿で寝る三平…なかなか寝つけない彼の耳に、天井から自分を呼ぶ声が聞こえます
 「三平くん…!!」「三平くん!!」「三平く〜〜ん!!」声の主は今や、三平の股間にロックオンして突撃を
 開始しようかという巨大アカメなのでした!ていうこの夢の描写がホントにエロいだけで意味不明なんですが、
 アカメと小田切さんがすぐに切り替わる描写から判断して、これは寝てる三平に小田切さんがエロい事してた
 
っていうのが真相だと思います。

 おめえまた適当な事云ってんなと思われるでしょうが、矢口先生の作品「ふるさと」でも、高熱にうなされた太平少年が
 肛門に座薬を仕込まれている時バチヘビにパンツを脱がされアナルを犯される夢をみていたという描写がある事からも
 これはかなり確実な見解だと云えるのではないでしょうか。

 「三平くん…!!」という声が天井から、そして最後には股間から聞こえてくるというのも、寝ている三平にのしかかる
 小田切さんが三平の顔から胸、そして股間へと下がっていっている動作を示しているものであり、更に元野球選手という
 小田切さんの頑丈な体躯=巨大アカメという連想・夢での対象変換もあながち妄想とは云い切れない生々しさがあるの
 です。ということで長々ともっともらしく書きましたが云いたいことはひとつ!三平に小田切さんがエロい事してた

・そしてまたパンツ一丁で海に飛び込む三平の裸体を9ページにもわたって楽しめるというサービスショットも満載です!


■60巻 (月刊連載の読み切り短編収録)
「角鷹フィッシング」其之一〜其之四完結編

少年鷹匠の健太郎と鷹の高根号がいつものように三平の虜になる話
・ぷりぷり県の山岳ロストカルチャーといえば、マタギと鷹匠なんですが、本作では、通説では後継者がいなくなったと
 云われている秋田の鷹匠のかつての生活スタイルをかいま見せてくれる貴重な民俗漫画になっていて素晴らしいのです
 そしてそれ以上に素晴らしいのが、高根号を助けるために水中に飛び込んで流血する三平の痛々しい姿なのです!

「おとりルアー」

竿の握り方を教える三平と正治の会話が尋常ではない話
 三平「ホラホラホラ正治…!もっとしっかりと竿を立てんかい!!」
 正治「ハ ハイ こ こうですか!?」
 グンッ ピュッ!!!
 
三平「あーあダメダメ!!強く抜きあげたら死んじゃう〜!!」
 正治「ハ ハイッ!!」
 三平「ほーらみろ い 一発でいかれちまったでねえけえ」
 正治「ゴメン」
 三平「あーあダメダメ!そんなに強くにぎっちゃあ!もっとやわらかーく!!」
 正治「ハ ハイ」
 ピュッ!!

おまえら!!!!おまえら何してるんだ!!!!!!


■第19章 呪い浮子
(マガジンKC61巻〜62巻)

意味不明すぎる丈助さんの裸エプロンと美少年ショタビッチの登場に三平の心が揺れる話

◎釣りの種類 /ヘラブナ釣り
◎場所    /岐阜県養老戸田水郷
◎主な登場人物/三平、一平爺さん、正治、ユリッペ、編集鈴木、御殿場均、54番高山選手、大類静風、鉄心斎、丈助さん等

所持する釣り人を次々と不幸にする「呪い浮子」を巡るスペクタクルな展開ながら、丈助さんの裸エプロンや
正治の放尿モザイク飲尿プレイ、そして美少年ライバル登場など、他の要素が強烈すぎて気になってたまらない話

・ところで今回の三平のライバルとして、三平より2歳年上の美少年釣り師・御殿場均が登場するわけですが、
 この御殿場くんと三平は、会った瞬間からバチバチッとオーラを飛ばしあい、お互いを意識しあからさまに嫌悪します。

 御殿場「ホホホほざけ山ザル…」
 三平 「なんだとオ このオトコオンナめ!!」

 一時が万事この調子で、博愛精神の三平が珍しく「とにかくしゃくにさわるんだよあいつ なんちゅうか…
 ムシがすかんちゅうか…」と、御殿場に対する嫌悪と敵対心を隠そうともしない様子に不自然さを覚えるのですが
 これはすなわち、同族嫌悪ビッチはビッチを知る、というヤツなんじゃないかと思うのです

 かたや東北の天真爛漫な元気ショタ、かたや関東の洗練された美少年ショタ、向いてるベクトルは真逆ながら、
 その魅力で釣り場のおっさんどもを次々と虜にしてきたという点で、2人は同じだったのではないでしょうか

 釣り同様、おっさんを虜にすることで自分の存在意義を見い出している感のあるビッチ三平にとっては、自分と同じ
 匂いのするビッチ御殿場くんが、それはそれは目障りだったという事なんじゃないかと思うわけです

 更に云えば、54番高山選手の隣で釣っている三平が、全く自分のペースを掴めずに自滅していく描写というのも
 非常に珍しいのですが、これもひとえに、三平のビッチ魔力が高山選手に全然効かなかったからの一語に尽きます

 三平「このオッサンはじめはおっそろしく親切なひとだと思ったが…どっこい一皮むけば鬼のようなやつだ
    その証拠にあの笑い顔はおらをなぶりものにして…よろこんでる顔だ…!!クッソォこの冷血鬼め!!」

 などと、あの天真爛漫を売りにしている三平が非常にドス黒い感情を剥き出しにし、自分の魅力が通じない高山選手や
 いつもの自分の様な釣りを見せる御殿場くんに嫉妬と憎しみと憎悪をつのらせた結果の果て、呪い浮子にとり憑かれて
 キチガイになるというこの一連の黒いドラマが、ヒジョーにエロティックでゾクゾクする訳です
 この章を読んでいるとその黒さにどんどん妄想が広がります とり憑かれてキチガイになってしまった三平の云う

 「こんなのは序の口よォ!!これからがおらのホンバンさあ!!」

 というセリフに、悦びのあまり心底震えます 最終章を前にして、三平の黒さを描写したこの話が私は大好きです!


■63巻 (月刊連載の読み切り短編収録)
「双頭の岩魚」PART1〜3完結編

矢口先生の三平に対する病的な愛が炸裂する話
・キャラクターや作品を愛するあまり、自分がその作品に入り込みたい、キャラクターと会話してみたいという
 困ったオタク気質というものを、往々にして煮詰まったファンの方々は持っているものですが、なんと作者本人が
 それを自分の漫画で実現してしまうところが素晴らしき天然・矢口イズムというものです
 矢口先生と矢口プロスタッフ一同が、三平に怒られ、励まされ、目覚めさせられ、虜になっていく様が、なんとも
 ダイナミックな双頭の岩魚との決戦を通して見事な筆致で描かれ、最後には矢口先生本人が「三平くん…」と
 まるで恋する乙女のように頬づえついて三平を想うコマで終了と、これをオナニーと云わずに何をオナニーと云う
 のか!しかしこれは超一級のオナニーだ!と、公開オナニーに対する姿勢の在り方を大いに学んだ作品なのでした

「ジンケンのゴロ寝釣り」

三平がウォークマンでノリノリに聞いている曲が嶋大輔の「男の勲章」という、どこまでも男を愛してやまない話

「縄文式釣り」

三平の片乳首露出した縄文衣装コスプレ姿と、縛られて苦しむ緊縛姿を堪能出来る話
・三平と正治が村会議院の家に忍び込んで池の錦鯉をどろぼう釣り→村会のおやじに見つかって縛られる の流れは
 普段、どちらかと云えば品行方正な三平にしては珍しい所行で、等身大の男の子らしい一面がとても愛らしいのです


■最終章 釣りキチ同盟
(マガジンKC64巻〜65巻)

魚紳さんと三平がとうとう結ばれる話

◎釣りの種類 /
◎場所    /三平の家→東京へ
◎主な登場人物/三平、一平爺さん、正治、ユリッペ、鮎川魚紳、愛子姉ちゃん、三平の父、丈助さん等

最終回の章ということで、矢口先生が描きたいものを描きたい様に描いた、その結果が完全なるホモ漫画になって
しまい、慌てた編集部の涙ぐましいテコ入れがあったのではないかというくらい、ホモショタバイブルな話です

・冒頭、都内マンションでブランデーを飲みながら三平に想いを巡らす魚紳さんの、いきなりの告白から話が始まります…
 「私はいつのまにかすっかり彼の虜になっていました」…そしてブ厚い三平アルバムを我々に披露して三平の愛らしさ
 について語り…おおう…ドン引きする…!!そのアルバムぱっと見で8册くらいあるんですが勿論全部三平なんですね!

・そして舞台は三平の住む地へ移り、一平爺さんの死という出来事を通じて秋田県南部のムラ社会の葬式のひとつの形を
 見事に描き切る訳ですが、ここに「魚紳さんが来ない」というファクターを入れる事で、今まで魚紳さんの変態性癖に
 ばかり着目していた我々は、実は三平の方が魚紳さんに激しく依存していたという事実を突き付けられるのです!
 そんな訳でもう、三平の魚紳さんを求める姿が以下に羅列してもこんなことに…大変なことに…

 「三平くんなら家の前でボケーッと…」 
 「魚紳さんじゃよ 魚紳さんが来るのを今か今かと首を長くして待ってんだよ…むりもねえな…」

 「魚紳さん…!!」夜中、布団から抜け出して扉を開け魚紳さんの姿を探す三平の後ろ姿が可愛くて可哀想で…

 「んだども今のおらには魚紳さんの事が一番気掛かりだ…魚紳さん…!!」雪の中、何度も魚紳さんの姿を探す三平の(略

 そして葬式の最中、完全に魚紳さんの事しか考えていない三平はついに高山のオドや丈助さんを困惑させてしまいます
 「どうした…?」「魚紳さんがこねえから今日の葬式とりやめてくれっていうんだよ」「冗談じゃねえよ!」
 村中の人間や釣友会の面々200人以上の都合よりも、魚紳さん1人の事しか考えていない三平に、丈助さんが喝を入れます

 丈助さんに諭され、能面の様な表情で式に挑む三平が、棺の打ち付けを激しく拒んだ理由がまた「魚紳さんが来るかも
 知れねえから」…この赤面しながら頑張って云う姿がものすごおおおおく可愛いです!!!!!!!!

 そして話は伝説の…空中ヘリコプターから魚紳さん颯爽と登場!となる訳ですが、三平と魚紳さんがやっと会えたシーン
 から納棺までが、とにかくスペクタクルかつ常識を遥かに凌駕したコマ構成と描写の連続で、本当に圧倒され、感動し、
 涙が止まらないのです。ただし、完全にホモなのです。
 これは編集部内でも「先生素晴らしいです!(でもこれホモじゃねえ?」「先生早く続きを!(でもこれホモじゃねえ?」
 と、あまりにホモ過ぎた結果、後編でのいきなりの「魚紳さん愛子姉ちゃんに実はプロポーズしてました後付け設定」という
 テコ入れをせざるを得なかったのではないかと、そのくらい、当たり前に、ホモなのです

 三平と魚紳さんを評して村の皆が「考えてみりゃ魚紳さんは 三平くんの一番たよりにしてる兄貴同然の男なんじゃよ…」
 「いやあ ふたりの関係はそれ以上さ」と当たり前に云うくらい、当たり前にホモな2人は、断釣宣言とか痴話喧嘩とか
 失踪中の父の行方とかイチャイチャトラブルを起こした末、遂に三平と魚紳さんが同居という形で決着を向かえます。

 「オレがこの家で三平くんといっしょに暮らす」
 「オレといっしょにこの家で暮らそう!!」

 よかった…本当に良かった…!!ホモだけど何故か清清しい…大長編人気釣り漫画が、まさかこんな結末を迎えていることを
 実は知らない方は多いんではないでしょうか。是非知っていただきたい。そしてその素晴らしさを語りついでいただきたい。
 そんな勝手な思いを込めまして、長々とこのデータベースを書き散らして参りました。御一読ありがとうございました!!


第1章 水のプリンセス〜 】 【第10章 有明海のムツゴロウ〜】 【第15章 ニンフの誘惑】 【最終章 釣りキチ同盟
 
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